弊社代表の NFT アート作品「Pixereum」が計3800万円の価格で購入されました
弊社代表の守屋が2017年に Ethereum の技術検証目的で開発し、2018年に実験としてリリースした NFT アート作品「Pixereum」が、合計3,800万円(100ETH)の価格で購入されました。
Pixereum は、 Ethereum ブロックチェーン上に表現された 100 x 100 の合計 10,000 ピクセルを誰もが所有できるサービスで、ピクセルの所有者はピクセルの色を変更することができます。また、ピクセルの所有者は任意の価格を設定し、ピクセルを販売することができます。
Pixereum は世界中のピクセル所有者が自由に、または協調しながらキャンバスに色をのせていくことで、常に変化していくアート作品になっています。また、データはすべてブロックチェーンに記録されるため、管理者が存在せずともシステムが動き続け、変化の過程がほぼ永久に残ります。
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ピクセルが世界中のユーザにより購入され、キャンバスが成長していく様子
1ピクセル 0.01 ETH として設定されていた 10,000 ピクセルは、2021年9月1日13時ごろ(日本時間)に完売し、合計 100 ETH(9月1日時点のレートで約3,800万円)の価格がついたことになります。
また、弊社では、これまで行ってきたブロックチェーン研究開発の技術を用いて、 ERC-721 規格に準拠していなかった Pixereum を ERC-721 規格に準拠できるようにするための技術提供等を行いました。これにより、Pixereum は世界最大の NFT マーケットである OpenSea で取引できるようになりました。
弊社では今後も日々進化を続けているブロックチェーン関連技術の研究開発を行なっていくとともに、本プロジェクトで培った経験をもとにお客様の事業や作品に貢献していきたいと考えております。